FXのpipsとは?計算方法と損益への影響をわかりやすく解説

FX入門

「10pips取れた!」「5pips損した」——FXを始めると毎日のように登場するpips(ピップス)という単位。でも最初は「pipsって何?円に直すといくら?」と戸惑いますよね。この記事では、pipsの意味・計算方法・損益への影響をゼロから丁寧に解説します。

📌 この記事でわかること

  • pipsとは何か?基本の意味と読み方
  • 通貨ペア別のpipsの計算方法
  • 1pipsが何円になるかの計算式
  • pipsを使ったリスク・リワード比の考え方

① pipsとは?

pips(ピップス)とは、FXにおける価格変動の最小単位です。「Percentage In Point」の略で、為替レートの変化量を表すときに使います。

💡 pipsのイメージ

USD/JPY(ドル円)

150.00 → 150.01

この 0.01円 の変動が 1pips です

💡 pipsはFXトレーダー共通の「言語」です。「今日は30pips取れた」「損切りは20pipsに設定」のように、金額ではなくpipsで損益やリスクを表現するのがFXの基本です。

② 通貨ペア別のpipsの位置

pipsが示す小数点の桁数は通貨ペアによって異なります

通貨ペア レート例 1pipsの位置 1pipsの値
USD/JPY(ドル円) 150.00 小数点第2 0.01円
EUR/USD(ユーロドル) 1.08500 小数点第4 0.0001ドル
EUR/JPY(ユーロ円) 163.00 小数点第2 0.01円
GBP/USD(ポンドドル) 1.27000 小数点第4 0.0001ドル
初心者はまずドル円(USD/JPY)で練習するのがおすすめ。1pips=0.01円とシンプルで計算しやすく、日本人にとって最もわかりやすい通貨ペアです。

③ 1pipsの金額計算方法

1pipsが何円になるかは取引数量(ロット数)によって変わります

【ドル円の場合】1pipsの金額 = 取引数量(通貨) × 0.01円

取引数量 1pipsの金額 10pipsの金額 50pipsの金額
1,000通貨 10円 100円 500円
10,000通貨 100円 1,000円 5,000円
100,000通貨 1,000円 10,000円 50,000円
⚠️ 取引数量が10倍になれば、1pipsあたりの損益も10倍になります。ロット数を増やすと利益も大きくなりますが、損失も同じだけ大きくなるため注意が必要です。

④ 具体的な損益計算例

📊 計算例①:ドル円 1万通貨 買いトレード

  • エントリー:150.00円で買い
  • 決済:150.30円で売り
  • 値幅:150.30 – 150.00 = 0.30円 = 30pips
  • 利益:30pips × 100円/pip = 3,000円の利益

📊 計算例②:ドル円 1万通貨 買いトレード(損失)

  • エントリー:150.00円で買い
  • 決済:149.80円で損切り
  • 値幅:150.00 – 149.80 = 0.20円 = 20pips
  • 損失:20pips × 100円/pip = 2,000円の損失

📊 計算例③:ドル円 10万通貨(大口)の場合

  • エントリー:150.00円で買い
  • 決済:149.50円で損切り
  • 値幅:50pips
  • 損失:50pips × 1,000円/pip = 50,000円の損失 ⚠️

⑤ pipsとリスク・リワード比

pipsを使ってリスク・リワード比(RR比)を計算することで、トレードの優位性を判断できます。

💡 リスク・リワード比とは?

損切り幅(リスク)に対して、利確幅(リワード)が何倍あるかを示す比率

例:損切り20pips・利確40pips → RR比 1:2(勝率50%でも長期プラス!)

損切り幅 利確幅 RR比 評価
20pips 40pips 1:2 ✅ 優良
20pips 20pips 1:1 普通(勝率60%以上必要)
30pips 10pips 3:1 ❌ 不利
初心者はRR比1:2以上を意識しましょう。損切り幅の2倍以上の利確を狙うことで、勝率が50%を下回っても長期的にプラスを目指せます。

⑥ pipsとスプレッドの関係

スプレッドもpipsで表示されます。スプレッドはエントリー時点での「見えないコスト」です。

通貨ペア スプレッド目安 1万通貨時のコスト
USD/JPY(ドル円) 0.2〜0.3pips 20〜30円
EUR/JPY(ユーロ円) 0.4〜0.5pips 40〜50円
GBP/JPY(ポンド円) 0.9〜1.0pips 90〜100円
⚠️ スプレッドは取引のたびにかかるコストです。例えばドル円のスプレッドが0.2pipsなら、エントリーした瞬間に0.2pipsのマイナスからスタートします。スプレッドが小さいFX会社を選ぶことがコスト削減の鍵です。

⑦ よくある質問

Q. pipsとポイントは同じですか?

A. FXの世界ではほぼ同じ意味で使われます。「10ポイント取れた」と「10pips取れた」は同じ意味です。ただし、厳密には通貨によって定義が異なる場合があります。

Q. ドル円以外の通貨ペアのpips計算はどうすれば?

A. EUR/USDなどドルが決済通貨の場合は、1pips(0.0001)× 取引数量 × 現在のドル円レートで円換算できます。例:1万通貨、1pips=0.0001ドル×10,000×150円=150円

Q. 何pips狙うのが初心者に最適ですか?

A. 初心者は1トレードあたり20〜50pipsを目安にすることが多いです。小さすぎるとスプレッドの影響が大きく、大きすぎると相場の読みが難しくなります。損切りは利確の半分以下(RR比1:2以上)に設定しましょう。

⑧ まとめ

📝 この記事のまとめ

  • pipsとはFXの価格変動の最小単位(ドル円なら0.01円=1pips)
  • 1万通貨のドル円では1pips=100円の損益
  • 取引数量が大きくなるほど1pipsあたりの金額も比例して増加
  • 損切り・利確はpipsで設定しRR比1:2以上を意識する
  • スプレッドもpipsで表示される取引コストであることを忘れずに

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